ランナー坂本雄次コラム

第4回 あなどるな!腕振りのリズムと足運びのスキル

みなさん、こんにちは! 今回は走りのリズム・テンポを刻むための腕振り、足運びについてお話ししたいと思います。
フルマラソンで3時間50分を超えてくると、身体の疲労や筋肉痛よりも、続けることのしんどさの方が大きくなってきます。一歩踏み出せば着地の都度、衝撃が脚に跳ね返ってくる。
これは結構きつい! ここで思い出して欲しいのは、走りのリズム・テンポのこと。
「痛いけど慣れること」。着地時の衝撃も一定したリズムで感じれば痛みとの折合いが生まれてくる。不安定なリズムで走ると衝撃も一様ではなく耐えにくくなる。だからこそ、「リズム」が大切なのです。

腕振りのリズム

腕振りは脚を前に進めるための大切な推進力。テンポをキープするためだけではなく、疲れた時にきちんと腕振りが出来ていれば 脚はおのずと前へ出ます。
脇を軽く締め、走りのリズムに合った振り幅で前後に振ります。肘は90度に構えて後方に引き、さらに肩でリズムを取るように。その際、肩が前後しないよう気をつけて下さい。
腕を振る時は肩甲骨を意識して、左右の肩甲骨を寄せるイメージで行うと、胸骨が開いて呼吸が楽になります。腕を斜め後ろに振るのはNG。

腕振りのリズム

足運びのスキル

正しいフォームを維持するために 体幹の筋力トレーニングが重要だということは前回触れました。走る時は、30~40m先を見据え、目線はまっすぐ前へ。練習の時は道路の白線などを利用して、一線上を走るイメージで、つま先は進行方向にまっすぐ向け、つま先(親指辺り)で地面を蹴ります。着地する時は脚をリラックスさせて かかとで着地し、足裏全体で衝撃を吸収しましょう。

足運びのスキル

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